山本牧場の森羅万象

2010年9月の記事
2010年 9月 25日 (土)

配合飼料ってこれからも必要ですか?


先日無配合飼育について書きました。その中で配合飼料の問題点に触れましたがその続編をまだ書けておりませんでした。

”必要悪”という表現をしましたが、とりあえず日本の業界の現状で”必要”なものであると十分認識したうえで、”悪”の部分に触れると...
・米国産で十分な農薬の使用状況も確認できない状態での流通が当たり前になっており、確実に使用されてるポストハーベスト農薬や遺伝子組み換え作物の安全性における不透明部分が多すぎる点
・穀物相場の不安定さが大きな価格の変動を招き、酪農家の経営に直結することで、業界の脆弱体質を生んでいる点
・牛は本来草食であるにもかかわらず、雑食に改良することで、食べ物本来の味が失われること
・雑食化した先進国の牛に穀物が奪われる形で、飢餓国の貧困がさらに進んでしまってること
・大量長距離運送による環境への負荷の増大
等々悪の部分をあげればきりがありません。

ところが、この悪の部分を認識してる酪農家は殆どいないといっても過言ではありません。それどころか”改良同志会”といって牛を本来の牛でなくすことに必死になってる酪農家の実に多い事か...

配合飼料の”悪”を自覚し、牛を本来の姿に戻すこと。このことが今日ほど求められてる時はありません。穀物自身が世界経済の大きな投機対象になってる現状の仕組みの中、意図的に配合飼料を買わされてきたという側面もあると思います。

日本の酪農どうにかせんといかんのじゃないですか!?

次回(いつになるやら...)自給率向上を一方的に善とする、日本農業の”勘違い”についても触れてみようと思います。

★2010年7月までの日記


2010年 9月 23日 (木)

オーロラ温泉でマッタリ


先日、かみさんと二人で鶴居村方面へドライブ。僕のお気に入りの温泉オーロラ温泉に入ってきました。下はだらけまくりのサービスショット。失礼!















標茶から鶴居に抜ける道の途中を右に折れ、山の中に入っていくとオーロラファームビレッジがあります。ここは会員制の別荘村で、ビレッジの奥に一般にも利用できる素敵な温泉、オーロラ温泉があるのです。泉質は、たぶん美容効果の高いと言われるモール温泉。お湯に入ると、一瞬ぬるっとした感触があるのに、肌にまとわりつかずさらりとした不思議なお湯の質感を味わえます。混浴の露天風呂と、男女別の露天ぶろ付き内湯があり、あまりに静かな周りの環境に寂しさを覚えつつも、自然との一体感を味わえる素敵な温泉です。料金は500円で、ビレッジの管理事務所で払います。

















今日は何もしないと決めた日、お湯につかりながらまったりするには最高の場所ですよ!

風呂上がりに、鶴居村市街手前のポニーテールふれあい動物園へ。新聞で紹介されたこともある、ホルスタイン柄のやぎの赤ちゃんとご対面です。















ポニーテールのオーナーご夫妻は、内地出身の同年代ということで楽しい時間を過ごさせてもらいましたよ。気さくで、心から動物たちを愛してる温かな人柄にここでもまた癒されました。

のんびり、ゆったりの一日でした。ふ〜っ!!!


★2010年7月までの日記


2010年 9月 20日 (月)

9年目のチュンスズメ


伝説のチャリダー、チュンスズメも今度の冬で50歳!今年で9年目の山本牧場への訪問。鋼の肉体と若さは衰えを知らない。今日旅立つまで3泊していったが、東養老牛のお祭りに参加するなど、ローカルな交流を十分楽しんでいった。
また来年も来てや!


★2010年7月までの日記


2010年 9月 4日 (土)

無配合飼育へ


今更ですが、5月の放牧開始より、搾乳牛に配合飼料(穀類)を給餌しなくなりました。即ち草とビートパルプ2kg(1日)だけで飼育しています。放牧終了後も無配合を続ける計画ですので、ここに無配合飼育への到達を宣言したいと思います。
毎年少しずつ減らし、入植当初8Kg与えていた配合が念願のゼロになったわけで、感慨もひとしおではあるのですが、ブログに載せるタイミングを逸していました。
配合飼料は米国産がほとんどで、農薬使用もノーチェックで入ってくるとともに、ポストハーベスト農薬と言われる防かび剤をどっぷりと漬けこんで船便で日本に届けられます。
こんなものを、牛の食糧の半分ほども与えることが、スタンダードになってしまってる日本の酪農の現場って絶対に”変”という思いで減らしてきたのですが、ともすると、このように言うぼくが”変”(笑)と思われるような風土が存在しています。
酪農経営上の一種の必要悪なのでしょうが、悪は悪だとあえて言っておきたいと思います。
次回、なんで悪であるのかという点を多少掘り下げてみようと思います。

★2010年7月までの日記


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