山本牧場の森羅万象

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2013年 6月 30日 (日)

養老牛放牧牛乳最南端


中標津好きの飲み友達が、実家のある高知県で養老牛放牧牛乳を撮ってきてくれました。

















小瓶だけでなく大瓶も扱っていただいています。

場所は高知県のスーパーサンシャインチェーンのベルティス店さん。
2年前バイヤーさんが中標津に来て、うちの牛乳に惚れ込んでいただいてからのお付き合いです。
うちで製造した牛乳が翌々日には店頭に並んでおり、多くの方に喜んでいただいています。
こんな遠くのところに大切なお客さんがいると思うとうれしいですね。





















ちなみに最西端は広島のそごうさんです。こちらもありがとうございます。


★2010年7月までの日記


2013年 6月 29日 (土)

峠の向こうは別世界


清里斜里ドライブ記最終回です。
僕の住む養老牛はいわゆる根室地方。
養老牛から清里峠を越えた向こうは網走地方になります。
峠を一つ越えただけで、全く違った景色が出現するその驚きがこのドライブの醍醐味です。

何が違うかというと、気候が全く違うのです。根室は霧や曇りの日が多いのですが、網走は日照時間が長くあたたかい...当然農作物もまったく異なり、農業現場の風景が別物となるのです。
根室は酪農地帯の草原風景。網走は畑作地帯のパッチワーク風景が広がります。

清里や斜里は、見所も多く、今回のドライブで行けなかった素敵な場所も多くあります。
清里では
・摩周湖のもう一つの顔、裏摩周展望台
・キャノンのCMでも使われた神の子池
・さくらますの滝登りが見られる桜滝
・山奥の秘境男鹿の滝
・パッチワーク風景と斜里岳が美しい、宇宙展望台
・じゃがいも焼酎工場
斜里では
・文学好きにはたまらない北のアルプ美術館
あえて、知床は書きませんが、このエリアをゆっくり見るなら2泊3日くらいは必要だと思います。
みなさんも清里斜里の小旅行にいってみませんか!?
地味に楽しめます!!!

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2013年 6月 28日 (金)

メーメーベーカリー


斜里峰浜の高台から少し海に下った所に、素敵なパン屋さんができましたよ。(1年半前オープンだそうです)
店の名前は...メーメーベーカリー!
















この辺は素敵なカフェが数件あり、陶芸カフェの”こひきや”さんに行くのが今回のドライブのメインでしたが、たまたまこの店を発見!オーガニックで緩い雰囲気についつい吸い込まれてしまいました。

















店内に入ると、さらにユルユル。
このわかりにくい場所によく来たもんだというくらい、多くのお客さんでにぎわっていました。
屋外のテラスで素敵な景色を眺めながらケーキセットを食しました。



































土産で買ったパンも含めて素朴で、大きくて(笑)、深い味わい...まさに”幸せのパン”!!
店の横では店の名前の由来である、羊さんが幸せそうに過ごしていました。


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2013年 6月 27日 (木)

峰浜の高台


清里斜里ドライブ記まだまだ続きます。
15年前の北海道移住以来、知床に行くときは必ず立ち寄る大好きな場所があります。斜里から宇登呂に向かう一直線道のつきあたりにあるこの場所。10年前くらいに、展望台ができ、最近は素敵な名前もついたようです。

網走まで続くオホーツク海と北海道らしい一本道と美しい畑が眺められます。




















































知床の森の音、野鳥の声、夏虫の声、オホーツクの潮騒、緩やかな風の音
が素晴らしいハーモニーを奏でます。贅沢な場所です。


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2013年 6月 26日 (水)

美しき山”斜里岳”





















日本百名山”斜里岳”は中標津町清里町斜里町の境目に位置する山です。1500mほどの山ですが切り立った稜線が美しく、麓からの眺めは世界遺産となった富士山にも引けを取らない神々しさを感じさせます。
富士山は山梨から見ても静岡から見てもそれなりにきれいですが、斜里岳は絶対清里斜里側から見たほうがよいです。(中標津側からだと視界を遮る山が多すぎるのです)
写真は、斜里町富士地区からのもの。やはり地元の人にすれば、斜里岳は”富士”なんですね。


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2013年 6月 25日 (火)

来運そば


来運にある、農家が経営するお蕎麦屋さん”らいうん”。
畑のど真ん中にあります。
ご主人の生真面目さを象徴するような手打ちの細切り麺は、こしもしっかりしていて、味も素朴です。
見つけるのに苦労しますが、行く価値有り!です。



★2010年7月までの日記


2013年 6月 24日 (月)

来運


養老牛から裏摩周展望台のある峠を越えるとオホーツク海側の清里町、斜里町があります。うちから近い絶好のドライブコースで、昨日はかみさんと運を頂きに行ってきましたよ。

















斜里町来運地区にある来運神社です。
どうです!ご利益ありそうでしょ?
この神社の森には名峰斜里岳の伏流水が湧いていて、実にやさしい味をしていますし、何よりも自然のエネルギーを体内に取り入れる充実感に満足させられます。
森から何かをいただくという感じ。このやさしい”森の気”を下の写真から感じてみて下さい。

















くつろぎの森...年に1回はここに深呼吸しに来ます。


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2013年 6月 23日 (日)

やぎのリンの季節


牧場の雑草処理班やぎのリンちゃんの幸せの表情です。


















お客さんが来ると誰よりも愛嬌を振る舞う牧場のアイドルですが、カメラ撮影だけは苦手で記念撮影のタイミングで必ずどこかへ行ってしまうのですがおいしい草に我を忘れていたようです。牧場入り口でのベストショット!!


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2013年 6月 22日 (土)

当たり前のことを...


昨日、根室管内の学校給食に携わる栄養士さんの前で、山本牧場の取り組みに関するお話をさせていただきました。
いきなり司会者の方から”先生”と言われ、大弱り。自分はそういうキャラクターではないし、カリスマ然としてる酪農家にはなりたくないと思っているので、”ご勘弁下さいとお伝えして話をさせていただきました。
有機放牧酪農と、小難しいことをやってるような印象をもたれてるようですが、50年前までは誰でも当たり前のにようにやってたこと。大量生産が慣行農業になってしまっていますが、半世紀前までは自分のやってたことが慣行農業だったわけです。お話の中では、大量生産型の農業の役割と弊害について、これからの農村文化の再構築の方向性について自分の思うことを話させていただきました。
食にかかわる現場の方、特に子供相手の現場の方々が自分の話を求めてくれたことがうれしくて、想いを伝えていく取組は今後がんばっていきたいなあと思いました。当たり前のことを当たり前の人間として伝えていければいいですね。

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2013年 6月 19日 (水)

一つの時代が終了したと感じた日


先日10日、山本牧場創業時メンバー(牛)の最後の生き残りである15番が亡くなりました。研修を終えて養老牛に入植した2002年他の牧場産の牛を40頭揃えました。ここまで、ひたすら試行錯誤で走り続けた12年でしたから、牛たちもたいへんだっただろうなと思いますが...
特に最初の年は、ほかの牧場で過保護気味で飼われた牛たちが、突如自然主義的志向の牧場の厳しい環境下(特に冬!)におかれ、4頭の牛を亡くし、10頭の牛の乳頭が凍傷にやられました。どうにかこの冬を乗り越え元気を取り戻した牛たちですが、毎年配合飼料の量を減らされ、飼い方も微妙に変えられる中で、本当に苦労をかけたと思います。たぶんその年の気候の変化を含めこれだけ環境の激変を経験してきた牛たちは、日本広しといえどもいないはずです。
そういった意味で感謝しても感謝しきれない15番が分娩後少しずつ弱っていくのは、見ていても辛かったです。今回の分娩が終わったら種付けもしないで隠居させようと思っていましたので、どうにか乗り越えてほしかったのですが、分娩の後遺症で4本の脚にしびれが出て、立てなくなってしまったのです。獣医さんも回復不能と判断する中、普通は廃用でへい獣処理場に運ぶのですが、牧場で死なすことを選びました。治療放棄後放牧地の木陰で草と水を与えお互いの心が通じたように感じた6日後、僕の看取る中息を引き取りました。
厳しい戦いをともにした最後の戦友の死は、僕に牛たちへの感謝の気持ちを体の奥深い内側まで刷り込みました。養老牛放牧牛乳が美味しいのは完全放牧と無配合飼育の飼養スタイルにあるのではなく、こんなに素晴らしい牛たちが生き続けてくれているからなのでしょう。
15番の産んだ子はかわいい女の子。お母さん以上に息長く育てることを牧場の天使に誓った僕でした。

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